« 『花』 - 死=忘れさられてしまう事 - | トップページ | 『グッバイレ−ニン』 - ウソついてもいいんです - »

『ジョゼと虎と魚たち』
  - 心締め付ける[恋愛]映画 -

ジョゼと虎と魚たち
Amazonで詳しく見る

監督 犬童一心
脚本 渡辺あや
出演 妻夫木聡 / 池脇千鶴 他


=ストーリー=

雀荘でバイトする大学生の恒夫。
その雀荘では、近所で見かける老婆の噂話で持ちきり。
いつも明け方に、ボロボロの乳母車を押して歩く老婆。
乳母車の中身はミイラ?札束?それともヤク?
噂話は膨らむばかり。
ある日雀荘のマスターの愛犬を散歩していた恒夫は、噂の乳母車に遭遇する。
中身は生まれてから一度も歩いた事のないという、老婆の孫だった。
自分の事をジョゼと呼ばせる老婆の孫に、恒夫は次第に引かれていく。


この映画はラヴストーリーやなく「恋愛映画」やと思う。

ラヴストーリーは主人公の恋の行方を追っていくものが多い。
駆け引きしあったり、恋敵が現れたり。
そんな恋が始まる過程を追っていくものが多い気がする。

でもこの映画は違う。
この世に二人しかいないかの様な幸せなひとときや、もう忘れてしまいたい失恋後の喪失感を思い起こさせるリアルな恋愛。
恋愛を経験した事がある人なら、誰でも共感できる甘酸っぱさ。
そんな恋愛中の甘さと、恋愛後の苦さを描いている。

観た人の恋愛体験を刺激し、思い起こさせるからこそ
「ジョゼと虎と魚たち」は「恋愛映画」やと思う。

ところで恒夫は普通の大学生として描かれてるけど
こんなに軽いヤツが今どきの普通なん?
恒夫ってセックスフレンドがいたり、別れる前に次の子をキープしておいたり。
「今どきの普通」に疑問を持つ僕は、若い人から見れば古いタイプの人間なんやね。
でも僕は古いタイプの人間でいたいわ。
やっぱりドライより一途がええわ。


[パンフレット評]
 じっち的点数(★=1点、☆=0.5点、5点満点で評価)
  『ジョゼと虎と魚たち』パンフレット   ★★★☆

 価格   ¥800(税込)
 サイズ  小 (大・中・小 3段階評価)
 ペ−ジ数 多 (多・中・少 3段階評価)
 備考   完成披露試写会 舞台挨拶 採録
      シナリオ 2002/12/6 版準備稿付


人気blogランキング
映画関連ブログ探すならココおすすめやで

|

« 『花』 - 死=忘れさられてしまう事 - | トップページ | 『グッバイレ−ニン』 - ウソついてもいいんです - »

コメント

TB&コメントありがとうございました!
最近は更新されていないようなのですが、
もう書くのをやめてしまわれたんですか?
簡潔で関西弁で読みやすくて面白くて。
再開されるのを楽しみにしています!

投稿: sabu | 2005.09.10 10:56

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11603/117629

この記事へのトラックバック一覧です: 『ジョゼと虎と魚たち』
  - 心締め付ける[恋愛]映画 -
:

» 2人用の乳母車はアメリカ人のお母さん仕様?の巻 [ユキノヒノシマウマ]
 いつ見かけてもこれは便利だなあと思うのだけれど、2人用のベービーカー。   ア... [続きを読む]

受信: 2005.01.13 13:38

» 「ジョゼと虎と魚たち」 [映画感想文]
あとで原作を読んで、映画の方がいいなと思ったのは初めてだった。(決して原作が面白くないわけではないです。田辺聖子さんの原作も素敵です。)映画としてアレンジが素敵だと思った。 今どきの大学生・恒夫が脳性麻痺で半身不随の少女・ジョゼと出会い、惹かれあい、同棲し、別れるまでの恋愛物語。原作では別れは描かれていないけれど、その別れのシーンが映画としてのアレンジで一番素敵。「別れても女友達として会える女の子もいるが、ジョゼはそうではない。ジョゼとは二度と会うことはないだろう。」と泣き崩れる恒夫。恋愛に傷付く... [続きを読む]

受信: 2005.08.17 00:30

« 『花』 - 死=忘れさられてしまう事 - | トップページ | 『グッバイレ−ニン』 - ウソついてもいいんです - »